家族の健康を守る台所をもっと使いやすく!

あなたの思う台所はどんな場所?毎日の生活にあるもの

衣食住という、暮らしの三本柱の中で、食をテーマとしたエッセイや記事は、本当に多くあります。
つまり、数の多さに比例して、人の食に対する関心の高さがうかがわれます。
生活の中で、食を作り出す場所といえば、台所です。

今は、お洒落に「キッチン」と呼ぶ方が多くなりましたが、その昔は「お勝手」とも呼ばれた場所です。
呼び方が違うと、思い浮かぶビジュアルまで違ってきますね。最先端のスタイリッシュなイメージがキッチンならば、お勝手はほの暗く、狭い感じ。台所となれば、お勝手よりも少し広く、明るく、でも、キッチンよりも設備投資がされていないような感じがします。

ですが、そこに必ずあるもの。そして、それが、日本人の食の中心としてあるもの。それは、炊飯だと思います。
いずれの呼び方でも、お米を研ぐ音、お米の炊ける匂い、お茶碗によそおわれた白いご飯をイメージしない方が難しくありませんか?トースターにコーヒーポットよりも、炊飯器と行平鍋の方に安心を感じる人、多くないですか?「ご飯ができたよ〜」のひと声は、台所から発せられる言葉です。
その声を聞けば、どんな時でも心が和みます。
台所は、人を育て、命をはぐくむ、大切な場所です。
食育という言葉をよく耳にするようになりました。
これはまだ歴史の浅い言葉です。
時代の変化に伴い、家で調理をしなくても、食に困ることは無くなりました。
そのかわり、時として食事が食餌になっているのではないか心配です。
その危機を感じているからこそ、このような言葉が生まれたのでしょう。
台所が食生活を司る場所として、しっかりその役割を果たしているかどうか。それが出来ていれば、食育という言葉は敢えて必要とされないように思います。

毎日ご飯を作るというのは、すごい事です。
作り手は、上げ膳・据え膳に憧れることも多々あります。

しかし、その反対に、疲れていても台所に立つと背筋が伸びるような気持ちになることもあります。
台所は、そんな場所です。